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日本評価学会社会実験分科会

2021年研究報告会 (Zoom開催)

テーマ:『エビデンスづくりとその活用:コロナ禍の影響を考える』

研究報告会は盛会のうちに終了致しました。66名の参加者がありました。参加をいただいた全ての方に厚く御礼申し上げます。

2021/7/03 各発表者の発表資料を掲載しました。

2021/7/01 大会プログラム(PDF)を更新して公開しました

【開催主旨】

 近年、『エビデンスはあるのか?』が、政策論争において叫ばれるようになりました。エビデンスとは効果検証の結果のことを指します。今回の研究報告会では、自治体・中央省庁・NPOを初めとする実務者や各フィールドの研究者による効果検証の最新の事例をご発表いただきます。一方、現在の日本ではコロナの話題を避けて通ることはできないと考えています。そこで、効果検証の事例の発表とともに、直接コロナ禍から影響を受けていなくとも、今後の研究活動や研究計画にどのような影響が及んでいるかをご指摘いただき議論することにしたいと存じます。いわばエビデンス普及活動におけるコロナの影響を論じる最新の議論の場とすることを目指します。

【社会実験分科会の設立主旨】

 日本評価学会の分科会のひとつである社会実験分科会(2001年設立)は、定量的な評価により政策決定のための判断材料を提供することを目的として活動しています。社会実験分科会では、日本における定量的評価の普及と発展に資するために本研究会を企画しました。また、志を同じくする研究者が集い情報交換することも目的としています。

  

【主催】日本評価学会-社会実験分科会

【日時】2021年7月3日(土) 10:00-12:40 & 13:40-16:20

【場所】Zoomでの開催です。

【プログラム】*プログラム(PDF)をダウンロードできます。

 10:00-10:10 開会のご挨拶と参加の注意事項  佐々木亮(国際開発センター)

   10:10-12:40   指定発表セッション       

       司会:田辺智子 (国立国会図書館)

    発表1. 大前正嗣 葉山町政策財政部政策課      発表資料(PDF)

       『葉山町きれいな資源ステーション協働プロジェクト~住民協働によるランダム化比較実験とエビデンスに基づく政策決定~』

      指定討論者: 津田広和 (特定非営利活動法人Policy Garage

  発表2.  中村俊裕 NPO法人コペルニク          発表資料(PDF)

          『コペルニクが行うLean Experimentationの紹介とコロナの影響 ~ゴムの木のレインハットなどを事例に~」

      指定討論者:小林庸平 三菱UFJリサーチ&コンサルティング

  発表3.  河野摂、田村愛弥  独立行政法人 国際協力機構(JICA)  発表資料(PDF)

         『国際協力分野におけるコロナ禍のエビデンス抽出の工夫--Withコロナにおける国際協力プロジェクトマネジメントの一考察』

      指定討論者:津富宏 (静岡県立大学)

  発表4.  佐々木亮 国際開発センター(IDCJ)   発表資料(PDF)

              『コロナ禍における世帯サーベイの実施:「貧困アクションラボ」(J-PAL) の8つの知見とフィールド実践』

      指定討論者:森俊郎 (岐阜県養老町立笠郷小学校)

 12:40-13:40   (ランチ)

 13:40-16:10 自由論題セッション 

      司会:佐々木亮 (国際開発センター)

  発表5. 森脇大輔 株式会社サイバーエージェント        発表資料(PDF)

     『デジタル技術を用いた公共政策と効果検証について』

      指定討論者:砂山 (総務省行政評価局)

      発表6.  松本佳子吉田真季2渡部鉄兵3前村聡4埴岡健一5     発表資料(PDF)1

      1医療経済研究機構、2埼玉県立大学研究開発センター、3株式会社ウェルネス、4日本経済新聞社、5国際医療福祉大学大学院

     『医療計画等のプログラム評価支援ツールの開発 ―脳卒中・心疾患分野のインパクト評価を推進―』

      指定討論者:大島巌 (東北福祉大学)

      発表7.  安藤如照1、植竹香織2、竹林正樹3     発表資料(PDF)

                     1 岡山県、2 Policy Nudge Design3青森県立保健大学

                 『ナッジを活用したEメールの効果検証:クラスターランダム化比較試験』

      指定討論者:齊藤貴浩(大阪大学)

  発表8.  森俊郎

                     岐阜県養老町立笠郷小学校、合同会社メック、エビデンスに基づく教育研究会 

               『エビデンスエコシステムの解明~ アメリカWWCの事例から~』

                指定討論者:田辺智子(国立国会図書館)

   16:10-16:20  閉会のご挨拶と御礼  正木朋也 (国際協力機構)         発表資料(PDF)

【セッションの進め方】

 1.指定論題セッションと自由論題セッションの進め方

   それぞれの発表は、発表20分+指定討論者との質疑5分+フロアからの質疑応答5分です。

   具体的な時間割:司会挨拶(5分)、発表1(20分+10分)、発表2(20分+10分)、発表3(20分+10分)、

   発表4(20分+10分)、発表5(20分+10分)、全体としての質疑応答(10分)、司会総括(5分)、予備(10分)

【発表原稿について

   発表原稿は、論文形式あるいはパワーポイントスライド形式のいずれでも構いません。

   発表者は、事前に本研究事務局までメール添付書類でお送りください。

   (宛先:事務局 佐々木亮  JESSocExp(a)gmail.com)

         Zoomでの視聴者にそのままPDF化してメール添付書類で配布させていただきます。

【発表の内容について

   発表原稿は、「効果検証の事例の発表」のあとに、「コロナ禍の今後の研究活動や研究計画への影響とその対策案」

   についても持ち時間内でご発表ください。

【参加費用】前回に引き続き無料

【参加申し込み方法】

 1.参加(視聴)を希望される方は以下をクリックして必要事項を記載してお申し込みください。

   Google Form

 2.発表を希望される方は以下のワード文書(書き込み可)をダウンロードして記載してご提出ください。

   社会実験分科会2021年研究報告会 発表申込書 / Application Form for Presentation

【その他】本会は全日程をZoomで実施します。最新情報につきましては参加登録の際に登録いただきましたメールアドレスにご案内をいたします。ご確認いただきますようよろしくお願いいたします。また、ご登録いただいたメールアドレスに今後の社会実験分科会の活動のご案内をお送りさせていただく場合があります。

【連絡先】社会実験分科会(代表者:佐々木亮)のメールアドレス   JESSocExp(a)gmail.com

     メールを出す場合には (a)を@に変えてください。

【日本評価学会-社会実験分科会および協力者(本大会運営チーム)】

 田辺智子、津富宏、小林庸平、砂山裕、大島巌、森俊郎、河野摂、正木朋也、佐々木亮

アクセスカウンター(2021/05/30更新)

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